腑に落ちるまで

ただのDDなんで優しくしてください。

オタクじゃないのにジャニーズWESTに泣かされたあの日

私がジャニーズWESTさんのFCに入った直接的なきっかけは諸事情で学校に行けない時期にParaviで一気見したパパジャニがめちゃくちゃ面白かったこと(前回ブログパパジャニWESTがおもしろい - 腑に落ちるまで参照)です。

しかし、それのすこーしまえ、まだ証拠って曲素敵だな〜くらいの感覚だったある日、めちゃくちゃに泣かされた日がありました。


それは、
2020年1月18日、CDTVライブ!ライブ! 。
そう、あの伝説の「サンボマスター×ジャニーズWEST スペシャルコラボ」。

 

あの"ライブ"に救われたお話をさせてください。

 

私は、ライブがめちゃくちゃすきです。
声優さんのライブも、地下アイドルのライブも、バンドのライブも、野外フェスも、全部ぜんぶだいすきです。
野外のステージも、アリーナ規模もだいすき。てもやっぱり、ライブハウスの空間は一等特別にすき。その一瞬にしか生まれない熱気、腹の底から湧き上がるライブハウスでしか出せない声、汗まみれでボロボロになって出ていくのも、全部ぜんぶだいすきでした。いまだってだいすきなはずです。だけど、事実いまそれを体感することは叶いません。そんなつもりはないんだろうということも容易く推測できるし、仕方の無いことなのもわかっているんだけれど、そういう空間が好きな人や好きであることそのものまでがどこか悪にされていた風潮があった時期すらもありました。


ライブハウスが、コンサートが、大好きな皆さんは、あの頃どんな気持ちでしたか?
わたしは、悔しかったし、苦しかったです。そしていまだって、その気持ちはあんまり変わらないです。


2020年、会いたかった沢山のひとがいて、行きたかった沢山の場所があった。生で聴きたい音楽が、腹の底から出したい声があった。
どうしたって不完全燃焼のまま年明けを迎えました。

 

そして1月。推しアイドルを見るためにつけていたCDTVで偶然見たのが、冒頭に書いたサンボマスター×ジャニーズWESTのコラボレーションでした。


もうほんとに、めちゃくちゃ泣いてしまいました。


ジャニーズWESTさんがたのしそうに叫ぶその姿が、力いっぱいに歌うその姿が、フロアで暴れるその姿が、わたしがだいすきなそれそのものだったから。
ぶっちゃけ、あの演出に寄せられた意見は賞賛だけでは無いだろうなあ〜と思います。このご時世、こんなことしちゃっていいの?と思った人もきっといると、思います。でもわたしは、いま、あの瞬間にあの演出をすることには本当に大きな意義があったと感じています。何よりも、私が救われたから、そう思っています。
だいすきなことを忘れざるを得ないのは、きっと誰でもつらいことです。

そんな中で、思い思いに暴れて、騒いで、歌って、まるで柵前のライブキッズのように音楽を楽しむジャニーズWESTの7人の姿を見ました。

「仕方ない」と片付けて、我慢してきた大好きな空間がそこに存在しているのを目の当たりにした時、だいすきだった、たくさんの一瞬が脳裏に一気に蘇りました。


大好きなベーシストに釘付けになったあの日。
サークルモッシュでもみくちゃになったあの日。
初対面の別のお客さんに助けていただいたあの日。
ふざけたコールアンドレスポンスにバカになって大声で答えたあの日。
ボサボサ頭で終演後に友達と自撮りしたあの日。


全部だいすきで、全部大切で、何よりも、めちゃくちゃキラキラしてるそれらを思い出して、気づいた時には泣いていました。

きっと、ジャニーズWESTさんの大好きな光景は、わたしが大好きだったそれに違いない。

 

だいすきだったそれらを、今でも大切に、だいすきだと思っていても良いと思わせてくれたあのパフォーマンスが私は大好きです。あれから何度も「週間うまくいく曜日」を、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」を聴いています。
間違いなく、あの時間に救われて、今の私がいます。絶対に一生忘れない映像だなぁ、と確信しています。遅ればせながらですが、最高のパフォーマンスを本当にありがとうございました。

 

あれから3ヶ月。知らぬ間にさらにジャニーズWESTさんが大好きになっていた私は、7thアルバムの「rainboW」を手に取りました。あの時に聴いた大好きな週間うまくいく曜日や、前から好きだった「証拠」が聴ける!とルンルンでかけ始めた、トラック1番。「春じゃなくても」。


ハッと息を飲みました。


力強いユニゾン。アカペラで伝わるその熱量。
そして、その歌詞。

朝じゃなくても 決意をして

春じゃなくても また会いましょう

(春じゃなくても/ジャニーズWEST)

またも、泣いてしまった。

いつだかに「春は必ず来る」みたいな、そんなキャッチコピーが打たれた事をやけによく覚えています。フレーズこそあっているか不安ですが。あのころ定義した"春"が何なのか、もうとっくにわからなくなってしまったけれど、そんな中で、「春じゃなくても」とあんなにも力強く歌い上げてくださるその声に救われる人が、どれだけいる事か。あのフレーズにどれだけ私が力を頂いたことか。

 

わたしの大好きなあの空間を、きっと、彼らもだいすきだと思ってくれている。

 

わたしがジャニーズWESTさんのことを好きなのは、そう思えるからです。


まだまだ不確定要素だらけの世情。
自分たちの伝えたい言葉を、応援ソングとして、ジャニーズWESTという"ジャニーズアイドル"が最大級の熱量力強さを持って世間に伝えようとしてくださっていることが、本当に嬉しいのです。

 

これからも、ジャニーズWESTさんの曲に、彼らの持つ熱に、きっとたくさんの人が救われると、「春じゃなくても」を聴いて改めて確信しました。


そんな彼らの魅力に、さらにたくさんの人が気が付きますように。そう願わざるを得ない完成度を誇るアルバムでした。ぜひ、たくさんの人に手に取って欲しいです!

 

改めまして、「rainboW」発売おめでとうございました🌈

 

リード曲の「Rainbow Chaser」も素敵です、ぜひ!