腑に落ちるまで

ただのDDなんで優しくしてください。

だいすきなひとにあえる

リーライに行けます。

泣きそうなくらいに嬉しい。というか泣いた。FC先行も一般も取れなくて、フォロワーは思ったよりみんな取れてるし、Jに気持ちが寄ってる知り合いは2公演取れたのに流してて本当にぶんなぐりたいなって思ったし、こんなにこんなに会いたいのになんで会う気のない人にチケット当たって私に当たんないのとか、もう陰鬱な気持ちでグルグル。ソロライブが無くなってから悲しいことつらいことふとした憂鬱、ぜんぶをかみやさんに会えないせいにしていた。実際にどうだったかはぶっちゃけよくわかんない。でもかみやさんに会いたい気もちはほんものだったと思ってる。会いたい会いたいって沢山言って、絶対取れないと思ってたリセール当選、絶対無理だと思っていたのに「チケットをご用意出来ました」の文字。この文字を見てこんなに嬉しい気持ちになったの、いつぶりだろう?かみやさんに会えることを特別じゃないと思った時なんてなかったし、いつだって会えることがめちゃくちゃうれしかったけれど、この「当選のお知らせ」の文字がなによりもうれしかった。

 

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リセール当選なんてほんとにあるんだね、都市伝説だとおもっていたよ……。

それからというもの、嘘みたいに体調がいい。嘘みたいに元気。毎日鬱で鬱で鬱でどうしよう、っていうとまあちょっと大袈裟ではあるんだけど、禁断症状か!?と思うくらいには毎日どうしようもない感じのネガティブムーブはかましていたので、もう、自分でもびっくり。憑き物が取れたような気持ち、当選の日めちゃくちゃ曇ってたのにコンタクト変えたんか?ってくらい視界がクリアになった。

はぁ、現場っていいなぁ。まだ行ってないけど。本当にいいなぁ。大好きな人に会えること、当たり前じゃないけどさぁ、当たり前に大事にしないといけないことだよ絶対に。大好きな誰かのために頑張って、オシャレして、働いて、勉強して、学校行って。大好きな人に会えないと頑張れないの不健康だよなぁと思って病んだりもしたけど、会えないことよりも「会えて嬉しい」きもちを優先したいし肯定したい。

 

今日、踊り手のオタクをしているお友達に学校で久しぶりに会えたから、現場決まったよ!って話をしたらそのお友達も11月に決まっていたらしくてお互いハッピーになれた。座席も減ってるし、その影響でチケ代も値上がりしてたけど、そこで得られるモチベーションも幸せな感情もプライスレスだもんね。わかる。めちゃくちゃわかる。 

 

いつになったら後ろめたさも余計な苦労もなしに大好きな人に会えるかなぁ。もしかしたらそんな日来ないかもしれないって思ってしまってふとした瞬間にめちゃくちゃ憂鬱になってしまう。たとえ病気になっても関係ない!会う!みたいな気持ちもまあ無くはないし気持ちもわかるんだけど、私が推しさんから頂いた言葉の中で特に大切にしているものに「健康でいればまた会える」があるので、この信念は曲げられない。健康に生きていくことが間違いなく1番大切。だいすきなひとと、そのすきを共有できるたくさんの人と大きな声を出せる日が早く来るといいなぁ。

どんな時代がこの先訪れようと、どんなに当たり前が当たり前でなくなることがあろうとも、大好きな人に会うこと、大好きな人に大好きであることを伝えること、そのために行動すること、ぜんぶぜんぶ大事にしたいなあと思いました。 脳直で書いてるからめちゃくちゃだけど、要はかみやさんがすきだ〜というお話でした。はやくあいたいしたのしみだなぁ、だいすきだ。

会いたいだけ

結局それに帰結してしまうんだと痛感してしまった。

 

緊急事態宣言が解除されて、6月。久しぶりに友人と会って話をした。ソーシャルディスタンスを守りつつ、食事をした。楽しかった。

人と直接対面し、会話をすることが自分にとって想像の何倍も自分の糧になっていることに気づいた。家に引こもる前からずーっとSNS依存性でひきこもり気質なはずなのに変な話だなぁと思っている。

大好きな推しに会えず、だからこそいまこうして新しい推しさんが出来て、彼を糧として生きている。

Snow Manはすごい。YouTubeやISLANDTV、weibo等々、彼らが利用することの出来る様々な媒体をできるだけフルに使い、会える機会がぐんと減ってしまったファンに向けて多くのコンテンツを提供して下さっている。大好きな彼らの笑顔が生きる糧になるし、やるせないココ最近の日々に意味を作ってくれる。その優しさに甘えまくっているし、甘えたぶんたくさんたくさん頑張らないと、と思う。この期間に私は佐久間大介さんのことをさらに好きになれたし、この期間だからこそ佐久間大介さんに出逢えた。佐久間さんのことを思う度に"今"の尊さを知る。新規コンプはどうしても拭いきれないものであるけれど、私は今この瞬間好きでいられる、このタイミングも含めまるっと愛しているので。この自粛期間にSnow Manのことを好きになった人は私だけじゃないだろう。彼らの努力と、それを支えて彼らをプッシュしてくれたたくさんの方々のおかげだ。たくさん幸せにしてくださってありがとうございます。これからも何卒よろしくお願いします。

 

でもごめん、やっぱしんどいもんはしんどい。

 

ぶっちゃけ、わざわざオンラインで顔を突き合わせるような仲の友人は居ない。なぜなら会いたいから。数回電話こそしたものの、結局会いたくなっただけだった。

 

新たに得た幸せをかき消すように、出逢えたはずの幸せな時間、失われてしまった贅沢な時間、それらへの喪失感が沸いてくる。惨め。

私以外の誰も感じることの出来ない、儚くとも美しい、そんな「生のエンターテインメント」がすきだから。カッコつけんのやめてバカ正直にぶっちゃけると行く予定だった現場全部無くなったから。参加する予定だったの12公演くらいあったけど全部中止になったから。シンプルしんどい。7月まで埋まってたはずのスケジュール帳が真っ白です。理解できない。わたしの2020年はどこに行ったの?

喪失感にとらわれてなんにもできない日々も割と続いたのでどうにかしないといけないなと思っていろいろと試した。他界隈の配信ライブを見て見たり、YouTubeの公式チャンネルやJrチャンネルに投稿されているSnow Manのライブ映像をみたり。とにかくライブで味わえる気持ちを疑似体験してみようと思ってやってた。今年からジャニーズの文化に触れ始めた私にとって、ジャニーズはデビュー組もJrもどちらも「画面の中の存在」だ。だから画面越しに楽しそうに笑う彼らの姿を見ると幸せになれる。

でも声優の最推しさんはそう簡単には行かなかった。

 

神谷さんに会いたくて仕方がない。

 

だって冷静に考えて見てほしいんだけど普通に5月から7月まで毎月会う予定だったんだよねこっちとしては?それがなによこれ どうしてこうなった?どうしてってそりゃそれはコロナのせいですよ マジでふざけないで欲しい

あまっちょろい人間だなってバカにしてくれて構わないけど「頑張ったご褒美」も無しに頑張るのは無理。てか観劇とか現場って確かに生きる活力でご褒美なことは確かなんだけど、息するとかご飯食べるとかと同じくらいに私の日常生活に必要不可欠なものだって気づいてしまったんですよね。

 

(2020.06.22.)

佐久間大介さんめちゃくちゃすき

いやもう題名の通りなんだけどマジで佐久間大介さんの事がめちゃくちゃ好きで困った。

 

ジャニーズにハマるつもりこそなかったものの、ジャニーズは好きだった。別に少クラ見ようとまではならなかったけど年末年始とか夏休みとかはジャニーズがいっぱい見れるので好きだった。だってキラキラしててかっこい〜じゃん!(脳みそが小学生) 少クラなんかはもっと早く見ておけばよかったなぁと思っている。見ててシンプルに楽しいんだもの……。

毎年カウコンで年越してたし、紅白見る度に「あ〜やっぱり嵐ってかっけぇなあ」と思ってたし、ここ2年くらいは「キンプリって沼なんじゃ?」とずーっと言ってきた。んで、選ばれたのはSnow Manでした。びっくり!

 

 

そりゃ私も世の中のBIG WAVEには乗りたいですもの一端のJKなんで。スノストにくらい興味持ちますよ。仕方ないじゃない佐久間大介さんの顔に一目惚れしてしまったんだから……。

 

でもマジでこんなに好きになるつもりはなくてですね、割とずっと距離とってたんですよ、ハマんないように口に出さないように我慢してたんですよ、3週間くらい。いや、割とマジで私にしてはすごい。

でももう出歩く度にアクスタ持ち歩いてるし桜の花を見かける度にこうなるもん。

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あまりに美しすぎて彼が人間であることをちょっとだけ疑ってる、桜の妖精です〜とか言われたらめちゃくちゃ納得する。

(ピンぼけしててごめんね!!)

3月中頃から後半に差しかかるにつれてはたまぁに外に出てたんですけどもう怖すぎて外でられなくなってきてしまった。のでこれは3月中頃の写真なので叩かないでください。

 

 

でもデビュー直後に「うわっ!!!!(cv:渡辺翔太)」とはなったものの、顔とキャラクター性はめちゃくちゃ好きだけど、まあね?みたいな、なんか頑張って距離とってたんですよ。

ほら、デビュー直前のビジュアルでも金髪のと茶髪のあるじゃないですか、あれみて「いやあ佐久間さんは金髪の方が似合うよずっと金髪にしてて欲しいもんね」とかなんとかほざいてましたからねあの時の私。

 

今はもう

「えまってほんっとに金髪推しなんだけど茶髪もお顔の可愛らしさ全開になってて好きだし黒髪もめちゃくちゃいいしちょっとピンクみがかってるやつも照明当たった時の特別感によって果てしなく高揚感をおぼえるしでも金髪のときはオーバーレイかけたみたいに佐久間大介というジャニーズアイドルという作品としてあまりにも整ったビジュアルが完成されるので何が言いたいのかって全部好き」

ってなってる。

 

たぶんこうなることどっかでわかってたから必死だったんだと思うよ。句読点ゼロで圧倒的に読みづらくて永遠に笑う。

佐久間大介さんの好きなところ、本当に山ほどあるけどまず一旦顔が本当に本当に好きなんだ……本当にすきなんだ……泣いてしまう。

 

これは佐久間さん以外の方に言っても褒め言葉にならなさそうだなあ……でも佐久間さんなら心の底からの評価の言葉だとわかってくれるだろうな……と思っているので言うんですけど、佐久間大介さんの作画ってめちゃくちゃCL○MPさんですよね。目が大きくて儚くて美しくて可愛い。私の心もレリーズされたし(は?)。あとはさっき言った桜が似合うのも理由の一つです。佐久間さんってやっぱり美しいなぁ。

 

 

ビジュアルから離れたところで話すと、佐久間さんが「切込隊長」であるところがすき。

自分もこういう人間でありたいなぁ、誰よりも先に動けるような人間でありたいなぁ、という理想に近いという理由が1番大きい気がする。誰よりも先に走っていって、そのはつらつさを前面に出して大きな声を出す姿、ああいう人になりたいなぁと思って生きてる。

単純な理由だけど、本当にシンプルに憧れてる。

 

私は陰の側の人間だし、元々アニオタ(というよりは声豚)なので、佐久間さんとよく語彙が一致する(嬉しい)し、共感する部分がとっても多い。だけど佐久間さんはこんな私とは違って誰よりも先に前に出て持ち前の明るさを披露する。佐久間さんが生きてきた中で作ってきたその明るさがわたしはすき。

冠番組なんかで地元の方とかとお話してるところを見ると、陰キャだったのが嘘じゃないってわかる。貶してるみたいになっちゃってごめんなさい、でもそういうつもりではなくて、そんな中でもじゃあ自分にはどんな個性があってどう目の前の自称に立ち向かうか?というのを考えられる方なんですよね。自分のキャラクターを理解し、周りをできるだけ見て動く。私の足りないものはまさにそれだなぁと思って生きているので……佐久間さんみたいな方になりたいなぁ……。

 

佐久間さん自身の自分への評価が本当のところどんなもんなのかを私が知り得ることなんか出来ないけれど、たぶん佐久間さんが思ってるより佐久間さんは素敵な方だし、尊敬に値する方ですよ、と思っている。私なんかが言うのもおこがましいかもしれないけれど。

 

悲しいことが続いてやってられない日々、大事なものをなくしてぽっかりと何かが空いてしまったような日々、そんななかで明るくあろうとして下さる佐久間大介さんというジャニーズアイドルの存在が本当に救いになっているし、本当にとにかく好きです。だいすきです。

 

せっかくの家に居なくてはならない時間、心身ともにたくさん休息させることの出来る時間が佐久間さんにありますように。私が幸せにして頂いた倍以上の幸せが佐久間さんの元へ還りますように。

 

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この先の未来への希望をくださってありがとうございます。新参者ですが、これからも何卒よろしくお願いします。

希望という名の自担が出来た

これは私がSnow Manという希望に出会って、佐久間大介というアイドルが「担当」になった話だ。

 

ここからはこっ恥ずかしいはなしをつらつらと述べていくのでとりあえずいったんD.D.のMVを見といてください。もうシンプルにひたすらにこの曲が大好き。全人類聴いてくれ。

 

 

本題。

 

早速自分語りで申し訳ないのだが、本当に、シンプルに"ついてない"日々を送ってる。自分ではどうしようも無い類の不幸が重なってるという意味の「ついてない」。

それでも、明日も生きていこう、と思えたのは、間違いなくSnow Manに出逢えたからだ。

 

ガッッッツリバッチリにデビュー出のド新規オタクだから、何かを語る資格など持っていないんですけど、シンプルに私の世界が明るくなったという話だけさせてください。

 

言い訳として先に記しておきたいのが、わたしは過去の彼らについてほぼ何も知らないと言って同然である、ということです。私は絶対に「今」じゃないと彼らに出会えなかったし、「今」じゃないと彼らをすきになれなかったし、「今」の彼らじゃ無かったら好きじゃなかった、そう思って生きてます。長い歴史があって、たくさんの重いの詰まった過去があっての、今の9人のSnow Manがある。その過去に圧倒的な感謝の気持ちを持ち、私は、今の9人のSnow Manを応援している。残念ながら私は過去を生きることは出来ない。今を見ることしか出来ない。だから、今とこの先の未来を見て、応援する。そう決めています。

 

じゃあ、なぜ「今」にこだわるのか。さっきも書いたように、ごくごくシンプルに今がこれまでに無くめちゃくちゃにしんどいから。それに尽きる。

 

 

小学生の時に、とある声優さんに出会って、エンターテインメントのすばらしさを知った。その人が所謂私の「最推しさん」だ。

 

それからはそれを生き甲斐として生きてきた。最推しさんに会うことが1番の生き甲斐だけど、最推しさんをきっかけとして私は「芸能、芸術を楽しむ心」を得ることが出来たので、いろんな界隈にお邪魔してきた。

 

ラウドロックバンドのライブに行ったり、ミュージカルを見に行ったり、朗読劇を見に行ったり、舞台を見に行ったり、コンサートに行ったり、スポーツ観戦も大好きだ。

 

多くの人間が血のにじむような努力と膨大な時間をかけて、その一瞬を作り上げる。その刹那が大好きなのだ。これは最推しさんの言葉の受け売りだが、エンターテインメントとは、「何かを受け止めて、それを明日への糧すること」だと私は思っている。

その言葉の通りに、私はたくさんのエンターテインメントをエネルギーとして生きてきた。

 

そうやって過ごしていたのだが、エンタメに一喜一憂している場合ではなくなってしまった。

 

突然祖父を2ヶ月のうちに一気に亡くしたのだ。2人ともそんなに重大ではない容態で入院し、それから1週間程で亡くなってしまった。あっという間に居なくなってしまった喪失感、それを感じるのは私だけでなく、家族みんなだ。それに、人が亡くなった後というのは、想像していたよりも忙しなかった。諸々の契約、保険、お金の事、それからお葬式などの諸々の儀式も。「心を亡くす」と書いて「忙しい」だなんて、上手いことを言う人がいるもんだなぁ、なんて思う。

 

そしてそれに加えてこの世情。このブログを読むような皆さんもきっと同じだと思うけれど、エンターテインメントを生で感じる機会が失われてしまった。わたしはこの3月にいろんな界隈を全部引っ括めると5現場ほど予定がありましたが、全部が中止に。4月もひとつありましたが、それも中止。

 

大事な人を一気に二人も亡くして、悲しそうにする家族を見て、大好きな人にも会えない。

しかもどれも、私にはどうしようもない事象。仕方の無いことなのだ。

だからこそ、とにかく苦しい。平気なフリをしていても、悲しいものは悲しい。家族の手前、私がめそめそしていたら1番良くない立場なはずなのに。

 できることなら、明るい私として家族と接したい。

 

 

そんな中、私が偶然にも出会ったのが、Snow Man佐久間大介さんでした。

 

出会いは単純。シンプルにスノストの中で顔がいっちばん好みだった。友人の影響でジャニーズJrの知識も少しあったし、スノストにも少しだけ興味があった。デビューの少し前にやっとしっかり顔を見た時に佐久間さんの存在にやっと気が付き、こんなに好みな顔をしたジャニーズに出会うなんて!ハチャメチャにドキドキしたのだ。しかもなんという事だ、まさかの彼と私にはアニオタという共通点があったのだ。今までの経験上、ついつい表舞台に出ているオタクは好きになってしまう。更に彼はうたプリ履修済みの上、理想のアイドルは矢澤にこちゃんだと語る……!これが一番の運命だった。私にとっての理想のアイドルはずっと、女の子は矢澤にこちゃんで男の子は一十木音也くんだったのだ。そんな私の理想を、彼は知っている。一気に彼を知りたくなった。

 

そこからはなかなかのスピードだった。まず初めに、ハマってしまうから……とずっと敬遠していたジャニーズJrチャンネルの動画をしっかりと見始める。

オーバーサイズのアニメTシャツを主に着るところ、天真爛漫なキャラクター性を見せ続ける姿、独特かつ時々アニオタな私と一致する語彙、パフォーマンスの動画では一転して放つ妖艶かつ近づけないようなオーラ、キリリとした唯一無二のその瞳。どんどん佐久間さんのことを愛しいと思うようになった。

 

それから、生まれて初めて「少年倶楽部」をリアルタイムで視聴する。ジャニーズ文化にまともに触れたことがなかった私にとっては割と革命的なことだ。あのNHKホールの空気感はやっぱり独特で、それでも少クラにしかないあの感覚と、そこで輝く佐久間さんが好きになった。

 

葬儀に向かうために学校からそのまま母方の実家へ向かった日、忙しなさと焦りと悲しみとその他いろいろなネガティブな感情に浸りながら乗った特急電車で買ったアクスタと三枚の写真はわたしの大事な思い出だ。ほんの少しの勢いでした小さな買い物、それが私の希望になった。家に佐久間さんが来てくれるのが嬉しかった。私には楽しみがあると思えた。それが道しるべだった。

 

放課後にデビューシングルの「D.D.」も買った。MVのカッコイイ佐久間さんに目が離せなくなって、マルチアングルの岩本さんを見てまるで恋に落ちたかのような気持ちになった。

 

何度も何度も、繰り返しD.D.を聴いた。

YouTubeバージョンのMVも何度も繰り返し見た。

アーティストチャンネルの動画も繰り返し見た。ライブ映像を見て、そのパフォーマンスに圧倒され、幸せになった。

 

本屋さんでドキドキしながらananを買った。そのアイドル観と、視線や仕草から香る特別な存在感に胸がいっぱいになった。

 

びっくりするほど長くて、びっくりするほど考えられていて、びっくりするほど優しさに溢れたブログを、何度も何度も読み返した。

 

ぬるま湯で生きてきた私が今までに感じたことの無いようなどうしようも無い苦しさの中で、私のそばでSnow Manが笑顔をくれた。


「君の傍にもっと 笑顔溢れるから 一緒に描こう輝く物語」
Snow Worldの歌詞そのまんまだなぁ、と日々思っていた。

 

 

 

そうしてだんだんと、佐久間さんの持つ佐久間さんにしかない世界観が見えてきたような気がして、気づいたら夢中になってのめり込んでいた。輝くあの瞳から目が離せなくなっていた。

 

 

ネガティブかつ被害妄想が激しい人間だから、アイドルは裏切るものだと思っていた。し、今もどこかでそう思ってる。勝手に期待して、勝手に裏切られて、いつか勝手に悲しくなって終わってしまうものだと思っている。自分の理想は割と高いような気もしていたし。

だから3次元のアイドルにハマりたくなかった。私のその理想を生きている人に押し付けたくなかったし、叶えてくれるとも思っていなかった。それに、自分の人生がめちゃくちゃになってしまいそうだったし、彼らを肯定できるだけのエネルギーを私が持っていると思えなかった。

 

でも、Snow Manはそのエネルギーを持っていた。私に「彼らを応援したい」とどうしても思わせてしまうようなエネルギーを。佐久間大介は私の背中を押してくれた。いつもたくさんたくさん考えて言葉を伝えてくれて、いつでも弾けるような笑顔をくれて、佐久間大介にしか魅せられないその世界を披露してくれた。そんな彼らを見ていると、不思議と「彼らを応援したい」と思える、私は持っていないと思っていたエネルギーが湧いてきた。

 

 

ハマったのがデビューしてすぐのあたり、だいたい2月手前くらいから。彼らが私にとっての特別になって行くのと比例するかのように、私の日常が苦しくなっていった。それでも、佐久間さんの姿と、Snow Manの9人の姿は確実にこの2ヶ月の間に度々訪れたどうしようもない苦しみの中で、私にとっての一筋の光明なのだ。

 

 

言葉には出来ないことを、言葉では表せないものを、彼は持っていた。佐久間さんのあのパフォーマンスの前では言葉はなんの意味もなさなかった。私はどうにかして言語化したいと、自分の気持ちの記録をつけたいと思っている人間なので、今もこうやってまとまらないまま文章を打っているけれど、だからこそ圧倒的に言葉が無力になった佐久間さんのパフォーマンスに夢中になった。

 

板の上に立つ、必死で私たちにみせてくれる「佐久間大介」は、まさに私にとっての希望そのものだった。そんな佐久間さんになら、私の新しいジャニヲタとしてのもうひとつの新しい人生を掛けてもいいと思えた。

 

ジャニーズのファンクラブに入ったこと、私には大きな大きな人生における転機であると思っている。ずっとずっと入会することを渋っていたけれど、佐久間さんは私に"確信"させてくれた。

 

声を大にして言いたい。

 

 

こんなん、ラブの大革命だよ、佐久間さん。